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訪問看護師の1日の流れについて知って不安を解消しよう!

訪問看護師の一日の流れ

訪問看護師は、はたしてどのような1日を過ごしているのでしょうか。訪問看護師の1日の流れを知って、訪問看護師がどのような動きをしているのか知りましょう。

そして、訪問看護師として働くことへの不安の解消に活用してみてください。

訪問看護師の1日の流れ

1日のスケジュールについてご紹介していきます。

8:30 出勤
8:45 朝礼
9:00 出発 午前2〜3件     訪問件数はその時の利用者さんの訪問時間などによって前後します。
12:00 昼食 訪問時間によっては、お昼休憩の時間も変動します。
13:00 午後の訪問 午後2~3件
16:30 ステーションに戻り、記録などの書類を記載
17:00 退社

ざっくりいうとこんな感じです。

訪問看護は、利用者さんの状況によって昼休憩がずれたり、出勤退社の時間も変化します。

したがって、病棟勤務では大体早休憩が何時から、遅休憩が何時からと決まっているところが多いですが、訪問看護の場合は個々の訪問状況によって休憩時間はさまざまです。

訪問看護師の1日の訪問件数

訪問看護師の1日の訪問件数は、常勤の場合は5〜7件程度です。

非常勤の場合は、勤務時間内に訪問できる件数を訪問するかたちになります。

病棟勤務では、非常勤でもなんだかんだで残業になってしまうこともありますが、訪問看護では訪問時間が決まっているため、大幅な残業はさほどありません。

したがって、子どもが小さい頃に訪問看護で働いている人が多いのも納得です。

ただし、非常勤でもフルタイムと同じ勤務時間の場合は、常勤と同じように5〜7件訪問するようになるでしょう。

病棟勤務のときには、10人とか看るのが当たり前なので、それだけしかみないんだ・・・と思う方もいるかもしれません。

しかし、訪問看護の場合は車や自転車、徒歩での移動時間があります。

移動時間を加味すると、7件でも結構ハードなスケジュールです。

オンコール対応について

オンコール対応については、ステーションによって異なります。

週替わりで持つところもあれば、日ごとに分けてシフト制のようにしているところもあります。

日中の緊急対応もオンコール担当者が対応したり、担当者制では担当者が対応するなど様々です。

このように、オンコールの対応に関してはそれぞれの訪問看護ステーションで違うので、オンコールの対応方法についても入職前に確認しておくのがおすすめです。

月末月初は計画書や報告書の作成がある

訪問看護と病棟との違いのひとつとして、毎月訪問看護計画書と訪問看護報告書を出す必要があります。

訪問看護計画書は、ひと月の看護の評価をして看護計画を見直し、必要であれば計画の修了や追加をして、ご本人やご家族にサインなどをいただいて計画の了承をいただきます。

一方、訪問看護報告書とは、医師に一か月どのようなご様子だったかを報告するための書類です。

訪問看護は、介護保険を利用する時には、主治医の指示書とケアマネのケアプランがあることによって訪問ができます。

そして、ひと月の利用者の状態について、指示書を発行している主治医とケアプランを作成しているケアマネに報告書を出すのが決まりです。

この訪問看護計画書と訪問看護報告書の作成は、通常の訪問の合間に作業をすることとなります。

最近の事業所は、スマホやタブレットで電子化されているところが多く、訪問と訪問の合間にできることもあります。

しかし、まだまだパソコンでの作業が多いところもあるため、訪問後残業して作成することも多いです。

ただし、訪問看護を利用している方は落ち着いている方が多いので、慣れてくれば計画書も報告書もさほど時間はかからずに作成することが可能です。

訪問看護師として働く事業所の1日の流れは入職前に確認しよう!

訪問看護の1日の流れは、事業所によって本当に違います。

私は、2か所訪問看護ステーションの事業所を経験してきました。

1か所目は、担当制で1日の流れや訪問件数に大きな変化なく、訪問できる事業所でした。

もちろん情報共有はするものの、担当制のため担当者が一番利用者のことを理解しており、もし代わりに訪問にいっても担当者のやり方で看護を実施します。

しかし、普段訪問してない分、やり方が分からないことが出てきたり、オンコールでは担当でない人もかかったりしてくるため、対応に困ることもありました。

そして、自分の看護観にそった看護ができ、とてもやりがいをみいだせる職場でした。

2か所目の事業所は、チーム制なので全員で試行錯誤してケアを行っていくというスタンスです。

どちらかといえば、病院の延長戦上の看護のような感じで、管理者の考え方に沿った看護やケアをしていく感じでした。

1日の流れとしては、大体訪問するお宅は決まっていますが、管理者が訪問先を管理していました。

非常勤で働いていたのでなおさらですが、同じ曜日でも午前中だけだったり午後だけだったりと1日の流れが変動することも多かったです。

ただ、この方法でよかったこともあり、チームで情報を共有しているため、いろんな人が対応できるので、急遽訪問することになったときにも対応がしやすかったです。

このように訪問看護の場合、事業所によって1日の流れややり方が、本当に違います。

そして、それぞれの事業所のやり方にはメリット、デメリットがそれぞれあります。

事業所の1日の流れについては、ご自分に合ったやり方をしているところを選べるよう、入職前に確認しておきましょう。

まとめ

訪問看護師のスケジュールは、その事業所によって異なります。

訪問看護師の1日の流れの中で、朝礼はなく、ミーティングを行うところもあります。

もし、訪問看護師として働こうと考えている方は、スケジュールについてはその事業所ごとに確認していくことをおすすめします。

また私の経験上、移動距離が長ければ長いほど、訪問スケジュールが詰まってしまう傾向にありました。これは、移動距離が長いと車移動が多く、交通事情により訪問時間が押してしまうことが多々あるためです。

1日の訪問件数とともに移動距離なども確認しておきましょう。移動距離がある場合はハードになる可能性があります。

ただ、訪問看護は病棟と違って訪問看護の時間内はじっくりと関わり、生活に密着した看護が可能です。

ハードなスケジュールなこともありますが、日常生活で症状が改善されたり、できることが増えてくるのを目の前で感じられます。

そしてそんなところに、とてもやりがいを感じる仕事でもあります。

ぜひ、訪問看護師の仕事に挑戦してみてください。

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