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訪問看護で身につくスキル、求められるスキルはこれ!

訪問看護で身につくスキル、求められるスキルはこれ!

訪問看護師として働きたいけれど、どんなスキルが必要なのか、求められるスキルってどんなものがあるのか不安な人もいるでしょう。

今回は、訪問看護で働きながら身につくスキルと求められているスキルについてご紹介していきます。

今後、訪問看護で働くことを検討している方は、参考にしてみてください。

訪問看護師として働く中で身につくスキル

訪問看護師に必要なスキルは、訪問看護師として働いていく中で身についていくこともあり、それで十分な場合があります。

知らないから不安という方も多いでしょうが、訪問看護師のほとんどが知らない中で始めた人が多いです。

以下のようなスキルは、働いていくうちに分かるようになるので、心配する必要はありません。

制度知識(介護保険制度など)

訪問看護で必要なのが、介護保険制度です。

訪問看護では、医療保険でも訪問することがあるので、訪問看護のところでの医療保険と介護保険の違いなども知っておかなくてはいけません。

しかし、この制度のところは、働いていく中で自然と身についていきます。

したがって、ここの部分がはじめは分からなくても大丈夫です。

働き始めてから、学んだり先輩などに教えてもらっていくことで、十分仕事をしていけます。

記録のスキル

次に記録のスキルです。

記録に関しては、記載する内容は病院とあまり変わりはありません。

しかし、書式などがやはり違うことも多いです。

最近では、訪問看護用の電子カルテになり、スマホやタブレットのアプリから記録記載をしている事業所も多いです。

これに関しては、実際にやっていかないと覚えていけないこともあるので、そこのところはあまり心配せずにやっていくことが大切になります。

様々な書類作成のスキル(FAX送付状や依頼書など)

訪問看護では、病院とは違って訪問している担当看護師が様々な連携機関にFAXを送ったりすることもあります。

看護師にはあまり馴染みがないですが、そのときにFAXの送付状も付けるのが一般的です。

もちろん、省略することもあります。

また、ご利用者様が病院に受診したときに、相談してほしいことなどがある場合、きちんと伝えられない人もいます。

その時には、医師宛てに手紙のような依頼書を書いて、持って行ってもらうということもあります。

そんなとき、失礼のない形で書きたいものです。

これも、先輩や管理者に作成した後に、確認してもらうことで身についていきます。

このスキルに関しては、今後様々なところでも役に立つため、ぜひ身につけておきたいスキルです。

また、訪問看護では訪問看護報告書や訪問看護計画書の作成も必要になります。

これも、実際に書いていかないと身についていかないものなので、働いてから学んでいこうという姿勢で十分です。

訪問看護で求められるスキル

訪問看護で求められるスキルは、医療的な技術はもちろんですが、コミュニケーション能力など、訪問看護ならではの求められるスキルがあります。

訪問看護師として働く前までに身につけておくといいスキルについて、ご紹介していきます。

観察力

まずは、観察力です。

観察力は、もちろん病院での勤務や介護施設などでも大事なスキルのひとつになります。

しかし、訪問看護ではより重要なスキルとなります。

訪問看護は、週に1〜2回30分〜1時間の訪問になります。

したがって、その時にきちんと観察し、変わりはないか観察していくことが必要です。

在宅では比較的落ち着いている方が多いので、ここで見落とすことにより、即命に関わることは少ないかもしれません。

しかし、訪問後に調子が悪いなどの連絡が来たりなどで、再度訪問しなければいけなくなってしまう可能性があります。

この場合、訪問看護師の手間もですが、利用者に緊急で訪問した料金も支払ってもらわなくてはいけなくなります。

また、命に関わらないまでも見落としにより、症状が悪化して入院といったことになることも考えられます。

したがって、訪問中の観察はとても重要で、観察した中から今後出現してくる可能性のある症状に対しての対応の仕方まで、ご本人やご家族に伝えていく必要があります。

行動力

次に行動力です。

訪問看護が携わる在宅では、さまざまな他業種と連携して、ご利用者様を援助していきます。

訪問看護で観察し、実施していることをケアマネージャーなどとも共有し、ときにはヘルパーさんなどにも協力してもらうことが、必要になることもあります。

また、ご利用者様の体調の変化について、指示書を発行している主治医との情報共有や症状に対しての指示をもらうために、連絡をすることもあるでしょう。

このように、ケアマネージャーや主治医など関係機関に必要時、連絡をしていく積極的な行動力も訪問看護師には求められます。

考察力

看護師が訪問したときのアセスメントは、在宅生活を送る上でとても重要なものになります。

ときには、ケアマネージャーからヘルパーさんが見つけた発赤や傷、なんだか様子がおかしいというものに対して、次に看護師の立場で見てきてほしいという連絡が来ることもあります。

それだけでなくても、看護師の視点からリスクや問題点が見えてくるものもあります。

それが、症状の出現や悪化を防ぐことにつながることもあるため、考察力のある看護師は訪問看護では重宝されます。

創作力

訪問看護では、ご自宅に訪問するので病院のように様々な物品がそろっているわけではありません。

したがって、家にあるもので代替えできないか、考えて創作していく必要があります。

たとえば、自宅で点滴が必要になった場合、点滴棒などはご自宅にないことが多いです。

病院によっては貸してくれるところもあるかもしれませんが、自宅の状況によっては置けないという場合もあるでしょう。

そういった場合には、カーテンレールなどにハンガーやS字フックをかけて点滴を吊り下げるなどをしていきます。

陰洗ボトルの代わりに、ペットボトルで蓋に穴をあけて利用するというのはよく目にします。

また、お尻を拭くときにはタオルなどを切って使い捨てにするなどをしているご家庭も多いです。

既存の物の方が使いやすいし便利ですが、すべて購入していてはお金がかかりすぎて、介護費がもたなくなります。

少し、貧乏くさく感じてしまうかもしれませんが、お金は有限です。

ご家庭の経済状況を踏まえて、ご自宅にあるもので使えるものは創作力を働かせて使っていくことも大切です。

コミュニケーション能力

訪問看護師に必要不可欠と言っていいのが、コミュニケーション能力です。

看護師自体、ある程度のコミュニケーション能力は必要でしょう。

しかし、訪問看護師は看護師の働く職場の中でも、コミュニケーション能力はかなり必要で、これがないと仕事もかなり大変でしょう。

訪問看護師は、週に1〜2回の訪問で日ごろの様子などを聞いて適切なアドバイスをしなくてはいけません。

そこをきちんとやってもらうためには、まずご本人ご家族との信頼関係を築くところから始まります。

信頼関係を築くには、やはり日ごろのコミュニケーションが大切になってくるでしょう。

それだけでなく、ケアマネージャーや主治医など訪問看護師は、外部の人とのやりとりも多いです。

そんなとき、相手を尊重しながら看護師としての意見もきちんと伝えられるコミュニケーション能力も、必要となってきます。

また、訪問は一人で回ります。

しかし、オンコールで連絡がきたときや自分がいない時でも他の人が対応できるように、情報共有も大切です。

そのとき、必要な情報を的確に、他の看護師に伝えるためにもコミュニケーション能力は大事なスキルとなってきます。

医療行為

訪問看護では、病院ほど医療スキルは必要ありません。

前述した観察やアセスメント能力は、必要です。

とはいっても、ある程度の基礎は身につけておきましょう。

在宅でよく行われる医療行為は以下のようになります。

  • たん吸引
  • 点滴、注射
  • 経管栄養管理
  • バルーンチューブ管理
  • 血糖測定
  • 在宅酸素   など

まとめ

今回は、訪問看護師に必要なスキルと働く中で身についてくるスキルについて、ご紹介してきました。

訪問看護師は、基本的な医療行為とコミュニケーション能力さえあれば、事業所で働き始めてからいくらでも身につけられることが多い職業です。

したがって、訪問看護師に必要なスキルがないけれど大丈夫かな?と不安になる方も多いでしょうが、働き始めてみれば何とかなることも多いでしょう。

訪問看護だと、ひとりひとり訪問に出ていてなかなか聞きづらい環境になることも多いです。

しかし、会ったときに積極的に分からないことを聞いていくことで、訪問看護師としてどんどんスキルアップしていくことができます。

訪問看護師として働いたことがなくて、何もわからなくて不安という方も勇気を出して、飛び込んでみてください。

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