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訪問看護での清潔ケアについて徹底解説!病院と在宅での観察ポイントの違いとは?

訪問看護での清潔ケアについて徹底解説!病院と在宅での観察ポイントの違いとは?

訪問看護の大変さの中で、入浴介助などの清潔ケアもひとりで行わなければいけないというところもあります。
しかし、実習で少し見ただけで、実際にどんな感じなのかイメージがわかない人も多いでしょう。

したがって、今回は訪問看護では実際にどんなふうに清潔ケアをしているのか、ご紹介していきます。
訪問看護ならではの観察ポイントもご紹介していくので、参考にしてみてください。

訪問看護での清潔ケアとは

訪問看護での清潔ケアの基本は同じで、入浴・清拭・シャワー浴などがあります。

在宅では、ヘルパーさんも清潔介助を行ないますが、ヘルパーさんと看護師が行う清潔ケアの違いは、医療的な面での観察が必要な人かどうかです。

また、皮膚状態の観察やカテーテル類がついている人も、看護師の方が安心なため訪問を依頼されることがあります。
ヘルパーさんの方が料金的には、安いですが上記のような理由で、訪問看護を利用されている人は多いです。

訪問看護の清潔ケアではどんなことをする?

訪問看護の清潔ケアは、技術的な基本は病棟勤務とさほど変わりありません。

ただ、物品が整っていないお宅があったり、家庭のお風呂を利用して行うため、ケアをしていくにあたっては、便利グッズを活用するなどして、工夫が必要な場合も多いです。

では、どんなふうにケアを行なっていくか、詳しく解説していきます。

洗髪

病院で洗髪をする際には、洗髪台やケリーパッドがあったり機械浴があったりで、寝たきりの人でも行なう方法は数多くあります。
ご自宅では、そういった設備や物品がありません。

また、寝たきりの人の場合、訪問入浴のサービスもありますが、週に1〜2回でもう少し髪を洗いたいという人もいます。
そんなとき、便利グッズとして使っているのが、オムツです。

しかし、普通のオムツではコストがかかります。
ご自宅にあればフラット型のオムツを利用していました。

また、ペットがいてペットシートがある家では、それを使わせていただくこともありました。
ペットシートは、それ以外にもベッドや布団の防水シート代わりにも使える、万能な便利グッズです。

ただし、吸収率が若干劣ることもあるので、洗髪の際には水が含んでいないところをいかに使って1〜2枚で抑えられるかが、看護師の腕の見せどころです。

それもなければ、バスタオルなどでケリーパッドは作れるので、作って代用したりして行ないます。
このように、訪問看護では物品がなければご自宅にあるものを使って、行うというのが病院と大きく違うところです。

清拭

次に清拭です。
清拭は、ほとんど変わりありません。

洗面器にお湯を張って、そのお湯にタオルを浸して絞って体を拭いたり、水を含ませたタオルをレンジで温めて、体を拭いていきます。

注意が必要なのは、ご自宅は病院に比べて室温が低い場合があります。
お宅によっては、部屋を温めていてくれるところもありますが、そうでないところも多いです。

したがって、場合によっては訪問開始時に部屋を温めるようにしたり、より一層利用者さんの露出度の部分に気を使っていく必要があります。

また、なぜ看護師が清拭に入っているかというと、利用者さんの状態変化や皮膚状態の観察を看護師の目線でしてほしいからです。

訪問看護だとすべてひとりで行なうため、大変なことも多いですが、その点を踏まえてきちんと観察しながら行なっていくことが大切です。

入浴介助・シャワー浴介助

入浴介助は、各ご家庭のお風呂をお借りして行なわれます。
したがって、看護師が入るスペースが十分にあるお風呂がある反面、看護師が入ってケアをしていくには狭いお風呂もあります。

また、利用者さんのADLもさまざまです。
病院なら、ADLが落ちてきても、対応方法はいくらでもあります。

しかし、訪問看護では限られた物品の中で、ひとりで安全にどうやって
入浴してもらうかを工夫していく必要があるでしょう。

また、入浴介助をしていて、自宅で入浴介助を安全にしていくにあたっての、シャワーチェアーや滑り止めマットなどの導入の検討を提案していくのも看護師の役割の一つです。

さらに、いよいよ自宅のお風呂では、安全に入浴が出来ないと判断した場合にも、ケアマネなどに、訪問入浴の提案などもしていきます。

清潔ケアでの観察ポイント

訪問看護の清潔ケアでは、在宅ならではの観察ポイントもあります。
次に、訪問看護で清潔ケアをしていく上での観察ポイントについて、ご紹介していきます。

バイタルサインやケア時の利用者さんの状態変化

訪問看護でも、入浴時のバイタルサインや利用者さんの状態の変化に注意が必要です。

特に、訪問看護の場合は状態の変化が見られやすいと判断したために、ケアマネが訪問看護での清潔ケアを依頼していることも多いです。

したがって、バイタルサインや利用者の状態の変化には、より一層気を付けて行なっていく必要があります。

皮膚状態

自宅では、24時間利用者さんのことを見ていられないことも多いです。
すると、知らないうちに痣ができていたり、床ずれの前兆の発赤が出てきてしまうこともあります。

そんなときにも、看護師のアセスメントで適切な判断をし、時にはご自宅にある薬を塗布して経過を見たり、病院受診を依頼することも多いです。

さらに、利用者さんの過ごしている環境などからもアセスメントしていきます。

環境整備のためにベッドのマットの種類を変更したり、転倒による痣などが出来ていたら、手すりを付けるなどの提案もケアマネなどにしていくのも訪問看護師の役割です。

衣類の汚染状況

衣類の汚染状況などからも、利用者さんが日ごろどのように過ごされているのかを、推測してアセスメントしたうえで、適宜ケアマネなどに情報共有していきます。

特に、独居の認知症の人の場合、衣類に尿汚染があることも多いです。

ときにズボンまで尿で汚染されて、びっしょりになっていることもあるため、その場合にはヘルパーさんなど人を介入する回数を増やすなどの提案をしていくこともあります。

訪問看護で清潔ケアをするときの注意点

訪問看護では、各ご家庭のお風呂で入浴をします。
病院では、ある程度気温は一定に保たれていますが、ご自宅では特に冬場は、お風呂場が寒いことも多いです。

その場合、浴室乾燥機があれば暖房でお風呂場を温めておいたり、シャワーのお湯を出しておいて浴室を温めておくといった工夫も必要です。

冬場に倒れる原因として、この気温差で体調変化を起こして倒れてしまうといったニュースをよく目にします。
訪問看護でも、その点では注意を払って行っていく必要があるといえるでしょう。

まとめ

訪問看護での清潔ケアは、ヘルパーさんでは医療的な観点から心配な場合に依頼されることが多いです。
ただし、在宅での清潔ケアは医療的な面だけを見ればいいわけではありません。

利用者さんの体をキレイにしたり、皮膚状態を観察することももちろんですが、清潔ケアを通して、利用者さんが日ごろどんな日常を過ごしているかも推測して、必要であればケアマネに提案していくことも仕事のひとつです。

したがって、大変なことも多い仕事ですが、利用者さんの生活全般を支えているといったやりがいも感じられる職業です。

ぜひ、この訪問看護師のやりがいを体験してみてください。

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