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在宅における看護師の役割とは?仕事の内容と費用の相場についても解説

在宅における看護師の役割とは?仕事の内容と費用の相場についても解説

在宅の看護師って、どんなことをしているのかいまいちイメージが付かないという方も多いでしょう。そして、分からないからやれるかどうか不安という方も多くいます。

今回はそんな不安が取り除けるよう、在宅における看護師の役割について解説していきます。仕事内容や費用の相場についても解説しているので、参考にしてみてください。

1.在宅での看護師の役割

在宅での看護師の役割は、在宅医療をする人が生活をしていく上で、身体観察や医療行為をしたりご本人やご家族に日々の過ごし方や医療行為の実施時のアドバイスをしたりしていくことです。

それだけでなく、生活していく上での困りごとや介護で悩んでいることなど、生活全般の相談にも乗り、医療職の立場から一緒に悩みなどを解決していく精神的なサポートをする役割もあります。

また、日ごろ在宅で看護を行っている家族の負担を軽減するために、介入していくこともあります。

2.在宅で働く看護師の仕事内容

在宅で働く看護師の仕事内容としては、以下のようなものがあります。

2.1 環境整備

看護の基本ともいえる環境整備、ご自宅の衛生管理です。

在宅医療を必要としている人の中には、独居の方もいます。

もちろん独居の方の場合、訪問介護を利用している方も多いですが、それだけではお住いの衛生が保てません。

衛生管理が悪い状態での療養は、感染症などを引き起こしやすくなります。

また独居の場合、食べた食器などがそのままテーブルの上に置いたままということも珍しくありません。

完食したものであれば、まだ傷んだものを食べることはありませんが、いつのものか分からないものがそのまま残っている場合もあります。

それを間違って食べて、食中毒をおこしてしまうことにもなりかねません。

したがって、訪問した際には状況に応じて食器を流しに持って行ったり、ごみを少しまとめたりする程度の環境整備も看護師がおこないます。

2.2 健康状態の観察と助言

看護師の訪問時は、利用者の健康状態をバイタルサインや主疾患・既往歴にある症状の出現や悪化がないか、観察していきます。

また、ご本人からご家族からの聞き取りで、必要であれば食事や運動などの相談にも応じていきます。

2.3 病気の治療のための医療行為・看護

看護師にもできる医療行為や看護について、在宅で実施していきます。

具体的には以下のような行為です。

  • 服薬方法の指導、管理
  • 褥瘡の処置(体圧分散、除圧の方法、皮膚の清潔、軟膏塗布、ガーゼの交換など)
  • 人工呼吸器の管理
  • 人工肛門のケアやパウチの処理
  • 浣腸、摘便
  • 経管栄養の管理
  • たんの吸引、気管カニューレの管理
  • スチーム、薬剤の吸入補助
  • 点滴
  • 注射
  • 採血

など

気管カニューレの交換など看護師が行なえない医療行為は、基本的に在宅看護でも医師が行います。

ただし、在宅看護でも特定看護師の研修を受け、看護師が特定の認定をうけた行為だけ行うこともあります。

2.4 療養生活のお世話

在宅の看護師ももちろん療養上のお世話を行います。

具体的には入浴介助、食事介助、排泄介助など生活全般のお世話です。

在宅のサービスで似たようなものに訪問介護があります。

ここで訪問介護と違うところが、医療的な介入が必要な人におこなうというところです。

具体的に医療的な介入がなくても、入浴介助であれば状態が変化しやすそうな人や、食事の際に誤嚥をしやすそうな人について、看護師が訪問して介入することが多いです。

2.5 精神的・心理的な看護

在宅での看護師は、様々な方の介入をしていきます。

循環器疾患を持っている方や泌尿器疾患を持っている方、糖尿病の方、脳血管疾患でリハビリが必要な方などが多いです。

最近では精神疾患を持った方のお宅に看護師が訪問することが多くなってきています。

精神疾患に力を入れている訪問看護ステーションも、多く出来てきているくらいです。

在宅でよく見られる精神疾患が、鬱や統合失調症です。

また、認知症の方の精神的な看護や内服管理、日常生活の世話などもしています。

2.6 介護・看護するご家族への心理的サポートとアドバイス

在宅での看護師の仕事としては、利用者さんのみにとどまりません。

ご家族への心理的サポートやアドバイスも、重要な仕事です。

在宅での看護は基本ご家族がメインになります。

病院よりもご家族の協力が必要ですし、ご家族の負担も大きいです。

したがって、介護・看護に対してどのように向き合っているか、負担になって精神的につらくなっていないかなど、病院の看護師以上に介入していく必要があります。

3.在宅で看護師に看てもらうときの相場

在宅で看護師が入る際の費用の相場について、解説していきます。

在宅で看護師が入るのには、3つの方法があります。

3.1 訪問看護(介護保険の場合)

介護保険での利用の場合、医師の指示書のほかに要介護認定とケアマネージャーによるケアプランが必要になります。

訪問時間単位数費用額(10割)利用者負担額(1割負担)
20分未満313単位3,130円313円
20分~30分未満470単位4,700円470円
30分~60分未満821単位8,210円821円
60分~90分未満1,125単位11,250円1,125円

引用:厚生労働省 介護報酬の算定構造 介護サービス

※地域単価を10円で出しています。地域単価は地域によって違うため、それぞれの地域で料金に誤差が出てきます。

この他、緊急時の加算や点滴やバルーンチューブ、胃ろうなどの経管栄養などがある場合は加算があります。

3.2 訪問看護(医療保険の場合)

医療保険の場合、1律に90分まで同じ料金です。

ただし、医療保険での訪問看護の利用は、介護保険の対象外の方やがん末期の方が対象となります。

 報酬1割負担2割負担3割負担
週3日まで(看護師・リハビリスタッフ)5,550円555円1,110円1,665円
週4日目以降(看護師)6,550円655円1,310円1965円
週4日目以降(リハビリスタッフ)5,550円555円1,110円1,665円

医療保険の場合も、24時間体制加算や特別管理加算がつく場合があります。

3.3 自費での看護師の訪問

介護保険や医療保険での訪問看護の利用の場合、保険制度により利用制限が設けられています。

自費での利用の場合は、そのような保険制度の縛りがないため、疾患や年齢での利用制限なく利用することができます。

ただし、全額自己負担のため基本料金が4,000円〜8,000円/回と高額です。

これに加えて、深夜に訪問の場合は加算が付いたり、緊急時の対応で加算が付いたりといったことがあります。

4.まとめ

今回は、在宅における看護師の役割について解説してきました。

現在、入院日数が短くなり、落ち着いている人は自宅療養をしていく傾向になっています。

したがって、ますます在宅での看護師の役割が大切になってきます。

その分、在宅の看護師の責任も大きくなってくることも予想されますが、やりがいもある仕事です。

在宅の看護師にぜひチャレンジしてみてください。

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